全労災地域貢献事業決定
2016/08/08
「母と子の心の修復プログラム」
DV被害者の家庭では、母親は夫の顔色をうかがうことに全精力を費やしているため、子供はかまってもらえていないことが多い。さらに、こどもが母親とともに父親のもとを離れたのち、母親は目の前の生活の立て直しに忙しくこどものケアを十分にすることができない。母親自身の心のケアも十分になされない。
本プログラムでは、DV被害母子に対し楽しみながら母と子の心の修復の一助を図ることを目的とする。これまで、当団体では母親の心のケアを中心に行ってきたが、こどもへの心のケアが十分ではなかった。
手法
母親グループ、こどもグループに分かれてグループワークを行う。
グループの内容
母親グループ:自助グループで自分を語ること、自分史を作ること、癒しのヒーリングケアなどを行う。自己肯定感を高めることを目的とする。
こどもグループ:工作、お絵かき、箱庭遊び、音楽など根例に応じた自分の感情、特に怒りのコントロールについて学ぶ。
自己肯定感を高めることを目的とする。