中央募金会:居場所を失った人への緊急活動応援助成 第8回 助成報告
2025/02/06
中央共同募金会様
ありがとうございました。
「居場所を失った人への緊急活動応援助成 第8回」2023年12月~2024年12月
の助成を受けることができました。今回は困難なもんだを抱える女性やこどもたちが安心して生活ができることを目指して以下のような取り組みをしました。
1.シェルターの家具家電を新調しました。WI-FIの設置をしました。
これまで食卓テーブルが座卓でしたので、台所で食事ができるように、あるいは調理台としても使えるものにしました。電子レンジや掃除機なども新調しました。
WI-FIを設置しましたので、リモートでの仕事を継続することができました。また、仕事探しも携帯電話のギガ数を気にしないでできるようになりました。また、動画なども観ることができるようになりました。そういう点において快適なシェルターになったのではないかと思います。しかし、場合によっては携帯電をつなぐことで危険になる場合もありますので、携帯電話が使えるという保証はありません。それは各人の事情によります。
2.シェルター退所した外国ルーツを持つ子どもの学習支援と母親の日本語教室をしました。
外国ルーツを持つ子どもたちは、日本語がよく分からない母親から学習のサポートを受けられません。そのため、子どもたちの学習支援を行いました。同時に母親への日本語教育もしました。テストの点も少しずつ上がってくると学習意欲も湧いてきました。母親の日本語も一字ずつの拾い読みから単語、文節で読む力までついてきました。子どもによってはこれまで暴力を受けていてそのトラウマで学習どころではない場合もありました。そのような場合には、居場所的に過ごせるばとして対応しました。
3.ストレスケアをしました。
シェルター入所中、退所後も様々な困難を抱えているため、それぞれの人に状態に応じて対応しました。
今後に向けて
学習支援やストレスケアは1年間だけで終わるのではなく、継続的に行っていこうと思っています。
たくさんの事業を行うことができました。
中央共同募金様の助成金で充実した1年となりました。大変感謝しております。